山口の霜田監督=鳴門ポカリスエットスタジアム

 16日に徳島ヴォルティスと対戦したレノファ山口の霜田正浩監督は、約20年前、徳島の前身・大塚FCヴォルティス徳島でコーチとなり、指導者としてのキャリアをスタートさせた。試合後の記者会見で「今の指導者としての原点をつくってくれたのはこのクラブだと思っている」と語った。

 霜田監督は1994年から96年まで3年間、コーチを務め、その後、京都サンガやジェフ千葉、FC東京といったJクラブでトップチームのコーチなどを歴任。日本サッカー協会で日本代表チームを統括する技術委員会の委員長も務めた。

 今季から山口の監督に就任し、Jリーグの監督として、徳島に戻ってきた。徳島のピッチに立ち「僕が一番最初に指導者になったのはこのクラブなので、そういう意味では徳島というクラブに非常に愛着がある。監督として、対戦相手として来たので、試合が始まる前はそういった感情はなかったけど、やっぱり帰って来ると懐かしいなあという感じはある」と語った。

 指導者の道を歩み始めた地への凱旋に「今の指導者としての原点をつくってくれたのはこのクラブだと思っているし、ここでいろんな試合もやったし、徳島で3年住んだ。こういう形で帰ってこられて…当時の人は少なくなってしまったけど、帰ってこられたのは非常にうれしい」と感想を述べた。

 現在の徳島ヴォルティスについては「攻撃のクオリティが非常に高いので、僕等も学ばなければいけないし、ああなりたいなというところもある」と話した。