土蔵の暗闇の中でオリジナル劇「蔵の中」を熱演する344演劇団のメンバー=三好市池田町川崎の百年蔵

 県西部の住民でつくる市民劇団「344(みよし)演劇団」の公演が13日、三好市池田町川崎のギャラリー・百年蔵であった。照明を落とした土蔵の暗闇の中で幻想的な舞台が繰り広げられ、約30人が楽しんだ。
 
 演目は、ひらきしんじ座長(47)=本名・開真司、同市池田町西山=が創作した「蔵の中」。数奇な人生を送ってきた老若男女6人が、この世とあの世の境界である蔵の中で偶然に出会う物語で、劇団員とゲストが個性ある役を熱演した。
 
 「実験公演」と銘打ち、国の登録有形文化財となっている土蔵を閉め切って実施。出演者の持つランタンや懐中電灯が独特の雰囲気を醸し出した。
 
 友人と来ていた林真理子さん(62)=同市三野町太刀野、主婦=は「明かりの演出がとてもすてき。蔵という空間の中で、見ている人も一体となって楽しめた」と話した。
 
 公演は14、20、21日にもそれぞれ午後2時から行う。入場料500円。