徳島県議会6月定例会は16日午後、本会議を再開し、黒崎章(新風民主)、北島勝也(自民県民会議)両氏が代表質問に立った。飯泉嘉門知事は、徳島阿波おどり空港(松茂町)に新たに整備する国際便対応施設について、2017年度中の利用開始を目指す考えを示した。

 北島氏は「徳島空港を発着する国内路線の充実は図られているものの、四国の他空港より国際対応力で劣っている」と述べ、新施設の早期整備を求めた。

 知事は、新施設の利用開始目標を示した上で「徳島空港は大規模災害時、広域応援部隊の航空機による救助活動や医療搬送の拠点となる」と指摘し、防災機能を併せ持つ施設として検討するとした。

 国際便対応施設は、3基目のボーディングブリッジ(搭乗橋)を設けるほか税関、出入国審査、検疫を行う。15年度中に設計し16年度に着工する。県は旅客ターミナルビル西側に整備する方針。

 黒崎氏は、認知症の患者や家族を見守る「認知症サポーター」の増員に向けた取り組み方針をただした。

 大田泰介保健福祉部長は、サポーター間の連携や各種イベントでの啓発活動を強化する考えを示し「16年度末のサポーター養成目標5万人を着実に達成し、17年度末の養成数を6万人に設定する」と答弁した。

 県内の認知症サポーター数は、15年3月末時点で前年同期比45・6%増の3万2949人となり全国最下位を脱した。