優勝を喜ぶ(左から)楠さん、玉登さん、大野さん、川口さん、関口さん=和歌山市(ビリヤードCUE’S提供)

 和歌山市で5月30、31日に開かれた「全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権」(日本アマチュアポケットビリヤード連盟主催)で徳島県代表チームが優勝した。県勢初の快挙にメンバーは「優勝など頭になかった分、平常心で臨めたのが勝因」と喜んでいる。

 40都道府県の48チームが出場。徳島は県予選の結果などで選ばれた鳴門市瀬戸町明神、自営業楠淳也さん(44)、徳島市論田町本浦上、会社員玉登新也さん(35)、同市南昭和町4、会社員関口和弥さん(29)、北島町中村、会社員大野著仁さん(41)、藍住町勝瑞、会社員川口潤一郎さん(38)で臨んだ。

 試合は5人1チームの団体戦で、1人ずつが対戦する。ポケットに入れた玉の番号(1~15)が得点となり、先に120点を超えれば勝ち。予選は12チームずつの4ブロックに分かれて総当たり戦で行われた。

 徳島は強豪の京都に完勝するなど36勝19敗で2位の山口を2勝上回り、目標としていた予選を突破。準決勝は青森に3勝2敗で競り勝ち、兵庫との決勝に進んだ。

 決勝までに敗れた46チームが観戦する緊迫した雰囲気の中、5人同時に試合が始まり、楠さん、川口さん、玉登さんが立て続けに勝利。3勝2敗で悲願の優勝を決めた。

 5人ともビリヤード歴は10年以上で、それぞれが休日や仕事を終えた後に練習に取り組んできた。川口さん以外の4人は同選手権の出場経験があり、玉登さんと大野さんは2006年に準優勝したチームのメンバーだった。

 玉登さんは「あと一歩で優勝を逃した9年前の悔しさを晴らせた」と喜び、他の4人とともに「来年は連覇を狙う」と目標を掲げた。