ナカガワ・アドがオープンさせる複合施設。1階にはカフェ、2階にはコワーキングスペースなどが入る=美馬市脇町猪尻

 美馬市脇町猪尻の広告会社「ナカガワ・アド」が20日、自社の印刷工場を改装して複合施設「アドリブ」をオープンさせる。コワーキング(協働)スペースやカフェ、宿泊スペースなどを新たに整備しており、地元住民や起業家、観光客が集まる拠点として、交流人口の増加を図る。

 アドリブは鉄骨2階建て延べ1078平方メートル。1階には、ピザやスカッシュジュースを提供するカフェを開店するほか、最大8人が利用できる宿泊スペースなどを設置。2階には、セミナー会場や在宅勤務者(テレワーカー)の仕事場として使ってもらうコワーキングスペース2室、料理教室などを開けるレンタルキッチンを新設した。

 工場には印刷機や製版機があったが、業務のデジタル化で使わなくなっていた。2階にある本社事務所は引き続き利用する。

 同社では昨年5~9月、県のお試しサテライトオフィス事業の一環で、東京のIT企業など約30社を工場で受け入れた。その際「工場内で仕事できるのは面白い」「宿泊施設にしてはどうか」などの声があり、交流拠点としての利用を計画。昨年11月から約8カ月かけて改装した。

 中川和也社長(45)は「地元住民が集う場所としてはもちろん、新しいビジネスが生まれる場になればうれしい」と話した。

 宿泊などの予約はアドリブのホームページ<https://www.adliv-tokushima.com/>