しゃくなげ市の「誕生祭」に出品するこんにゃく作りに励む会員ら=佐那河内村の農業総合振興センター

 佐那河内村役場前で毎月第2、4日曜日に開かれる産直市「しゃくなげ市」が開設20周年を迎えた。28日に「誕生祭」と銘打った記念イベントを開く。地元で採れた旬の野菜や加工品、魚介類を販売するほか、くじ引きやフリーマーケットなどを催す。主催者は「多くの人とにぎやかに節目を祝いたい」と来場を呼び掛けている。

 しゃくなげ市は、村内の主婦ら25人でつくる「しゃくなげ市推進協議会」が運営している。1995年1月、特産品の普及や販路拡大、村内外の人たちの交流を図る場として始めた。

 キウイ、ホウレンソウ、ミカン、スダチといった季節の野菜や果物、加工品など多くの商品が並び、中でも会員手作りのこんにゃくやみそが人気を集めている。産直市が珍しかった開設当初に比べると客足は減ったものの、村内外から訪れる常連は多い。

 誕生祭は午前8時から正午まで。普段は取り扱わない魚の干物やちりめん、かまぼこといった海産物を販売する。千円以上の買い物をした人(先着100人)を対象に、餅や菓子などが当たるくじ引きがある。

 推進協の長尾久代会長(66)は「来場者との交流が活動の原動力になっている。これからも楽しみながら続けていきたい」と話している。