陸上のジャカルタ・アジア大会代表選考会を兼ねた第102回日本選手権は22~24日、山口市の維新みらいふスタジアムで行われる。徳島県勢は男子400メートルの金丸祐三、3000メートル障害の松本葵、藪田裕衣ら大塚製薬勢が代表入りを狙う。

 金丸は5月のセイコー・ゴールデングランプリ大阪で46秒29をマークし4位。痛めていたアキレス腱(けん)も回復してコンディションは良く、昨年の7位を上回り、11連覇した2015年以来となる表彰台を目指す。

 松本は、春先に脚の状態が万全でなく出遅れたものの日本選手権に向けて調整を進め、調子は上向いている。アジア大会の代表枠を懸けて8分35秒前後をにらんだレース展開が予想され、優勝争いに絡みたい。今春加入の藪田はスピードとスタミナを兼ね備え、潜在能力は高い。アジア大会代表入りの標準記録は9分49秒85で、自己ベスト(10分0秒65)の大幅な更新が求められる。

 このほかトラック種目は、男子1500メートルの秦将吾、國行麗生(以上大塚製薬)が決勝進出を目指す。昨年、110メートル障害で世界選手権に出場した大室秀樹(同)は右ふくらはぎの肉離れで出場を見送る公算が大きい。

 フィールド種目では、男子砲丸投げに武田歴次(四国大大学院)、川口哲生(日大)、幸長慎一(四国大)の生光学園高出身3選手がそろい踏み。武田は昨年まで2年連続3位だが、3月に疲労骨折した右ひじを手術し今季は出遅れている。復帰戦となる日本選手権は17メートル台を目標に置く。

 幸長は5月に台湾で行われた大会で17メートル09を投げており、円盤投げとの2種目入賞を目指す。昨年8位の川口は15日の日本学生個人選手権を制するなど順調に仕上がっている。女子砲丸投げの西川チカコ(福岡大、城南高出)は同選手権で自己ベストとなる15メートル28をマーク。女子円盤投げで5年連続入賞中の中田恵莉子(四国大職)も上位進出に期待が掛かる。