徳島県議会の元木章生県議(43)=自民県民会議=が3日、2011~13年度に使った政務活動費の収支報告書を訂正し、179万9311円分を削除した。大半が臨時事務員の人件費で、政務費の年間支給額を上回って自己負担した分を差し引き、139万9311円を近く返還する。元木氏は6月に8万2462円を返しており、返還額は計148万1773円に上る。
 訂正した収支報告書によると、削除した臨時事務員の人件費は136万円。11~13年度にほぼ毎月3万~5万円を支給した分を全て対象にしている。残りは13年度分で、調査研究費や資料購入費など6費目に上る。
 臨時職員の人件費をめぐっては市民オンブズマンとくしまが、業務内容や勤務日数が不明と指摘。資料購入費などと合わせて13年度分の返還を求める住民監査請求をしていた。
 元木氏は「いずれも適正な支出と認識しているが、詳細な記録が残っておらず記憶も明確でない部分があるため返すことにした」と説明している。
 元木氏は6月にも、購入した本と異なる書名を政務活動費収支報告書に虚偽記載するなどして11~13年度の政務費8万2462円を返還していた。