がんを克服した体験談を通じて健康の大切さを訴える鳥越さん=アスティとくしま

 女性向け会員制クラブ「徳島新聞女性クラブ」は4日、ジャーナリストの鳥越俊太郎さん(75)を招き、徳島市のアスティとくしまで講演会を開いた。鳥越さんは「スーパーポジティブな生き方 がんを乗り越えて」と題して健康の大切さを訴え、約1800人が聞き入った。

 鳥越さんは2005年に直腸がんを患った。トイレで大便を流した際、水が赤黒く濁ったことが気付くきっかけだったと振り返り、「がんは自覚症状が出にくい。年を重ねるごとに免疫力は低下するので年に1、2回は必ず検診を受けてほしい」と呼び掛けた。

 がんは肺や肝臓に転移し、4回の手術を受けた。その間、食事や睡眠、運動による生活改善以外に「笑うことを心掛けた」と紹介。「体や脳は衰えるが、悲観せずに楽しいことだと前向きに捉えれば人生は明るくなる」と話した。

 北島町新喜来の主婦都築麗子さん(75)は「がん検診の大切さをあらためて思い知った」と話した。