東京都八王子市の工事現場で2016年、鉄棒が電線に接触し、感電した作業員4人が死傷した事故で、業務上過失致死傷容疑で書類送検された、当時現場責任者の40代男性について、東京地検立川支部が不起訴処分(起訴猶予)としたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。

 処分は5月14日付。警視庁は17年9月、電線に鉄棒が触れる危険があるのに適切な安全対策を取らず、男性作業員=当時(55)=を感電死させたなどとして、男性を書類送検していた。

 事故は16年9月、八王子市が管理する緑地ののり面を補強するため、鉄棒を差し込もうとした際に発生。他に男性作業員3人が負傷した。