ヴォニータ(徳島ヴォルティスの女性サポーター)への取材で選手の好きなところを尋ねると、プレーよりも先に「優しい」「気さく」と人柄を挙げる人が多い…(もちろんプレーについても熱いコメントが返ってきます)。皆さん、スタジアム以外で選手と触れ合う機会はあるの? と思っていると「練習場で」との言葉。小学生ヴォニータは練習場で選手に虫を捕まえてもらったとも話していました。練習場だと選手をより身近に感じられそう。練習場に行ってみたい! ということで、徳島県板野町にある徳島ヴォルティスの練習場を訪ねました。

 徳島ヴォルティスの練習場は、あすたむらんど徳島のすぐ近くにある「徳島スポーツビレッジ」。ヴォルティスの練習が行われるほか、高校総体などの試合会場としても使われています。

 同僚記者(WEB担当)から「練習場に行くなら、土曜にホームで試合があった翌日が見学者が多いかも」とアドバイスをもらって、山口戦(6月16日)の翌日に出掛けました。

練習試合を眺めるサポーターたち。選手たちの声やボールを蹴る音が聞こえてきます

 この日は、環太平洋大学との練習試合が行われていたことに加え、FWウタカ選手の加入が発表された直後でもあったためか、とにかく見学者が多い!駐車場も満車です。練習試合が行われている会場に近づくと、ネットを張り巡らせた外側に多くのサポーターの姿がありました。

 よく晴れた暑い日だったので、サポーターの多くは折りたたみのいすや敷物、日傘などを用意してプレーを眺めています。間近に見える上、スタジアムでは聞こえないボールを蹴る音、選手が互いに掛け合う声、ベンチからの指示などが聞こえてきます。ヴォルティスの選手が得点すると、ギャラリーから拍手や歓声がわきました。

 練習試合が終わると、建物の近くで待機するサポーターたち。練習を終えて引き揚げる選手たちが、ファンサービスをしてくれるのだそうです。…あれ?サポーターたちの中に見覚えのある顔を発見! ヴォニータ取材で協力してもらった、高校生グループの皆さんです!

ファンサービスをする選手たち。一人一人に丁寧に応対

 観戦デビューしたばかりのまいさん(高2)とほのかさん(高2)が、先輩サポーターのあやのさん(高3)父娘と一緒に練習を見に来ていたのです。初心者サポーター仲間を見つけてうれしい記者(サポーター見習い)は、さっそく練習場デビューの感想を聞きました。

 2人は「プレーする選手が近い!」と口をそろえます。まいさんは「気になっていた坪井清志郎選手のゴールが間近で見られて楽しかった!音や声が聞こえてすごい迫力」、ほのかさんは「内田航平選手のプレーが見られた!スタジアムより近くで見られる。ファンサービスも楽しみです」と話してくれました。

 あやのさんが狩野健太選手や坪井選手に声を掛け、ゲーフラにサインをしてもらったり写真を撮ったり。選手たちは一人一人に丁寧に応対していました。サポーターの皆さんはこうして選手の人柄を身近に感じているんですね。

サインを入れたゲーフラを手に、写真撮影に応じる坪井選手

 (ちなみに、あやのさんたちによると、他にもヴォルティスに興味のある友人がいて、一緒に試合や練習を見に行こうと誘っているそう。ヴォニータ候補がどんどん増えてる!魅力を伝える力、見習いたいものです…)

 ヴォルティスのスタッフに、練習の見学について注意点を聞きました。「練習中の動画撮影は禁止」「写真の撮影は、個人の楽しみの範囲でお願いします。練習内容やメンバーが分かる形でのSNSへの投稿はやめてください」とのこと。

 ファンサービスについては、「練習後のみ」「自分で直接選手に声を掛けてください」「ファンサービスに必ず応じられるとは限らないのでご了承ください」とルールを挙げた上で、「試合翌日がファンサービスに応えてもらいやすいチャンスですよ」と教えてくれました。

 このほか、詳しい見学のルールや注意点、練習スケジュールは、徳島ヴォルティス公式サイトで発表されています。非公開のときは見学できないので要注意。スケジュールは急きょ変更になる場合もあるので、公式サイトやツイッター等でこまめにチェックしてください。

 ルールを守って選手との触れ合いを楽しみましょう。