徳島県は22日、阿南安芸自動車道・海部道路(牟岐町内妻―高知県境)について、詳細なルートを記した都市計画素案をまとめたと発表した。国道55号の山側を通り、4カ所にインターチェンジ(IC)が設けられる。7月6日から素案を縦覧し、牟岐、海陽両町の計4カ所で住民説明会を行う。本年度中の都市計画決定を目指す。

 県高規格道路課によると、延長は海部道路本線15・6キロと一般道との接続道路0・8キロを合わせた16・4キロ。幅員12メートルで片側1車線となっている。

 牟岐町内妻の起点から海陽町浅川までは国道55号沿いを通り、海部川は河口から約1・5キロの地点を渡る。同町野江の山中を通り、宍喰駅の山側から県境に至る。牟岐町の内妻地区と海陽町の浅川地区、海部地区、宍喰地区にICが設けられる。

 今年2月に国土交通省が県にルート案を示し、県は地すべりの危険性や農林水産業への影響などを考慮するとともに、鉄道や電力会社などとも協議して素案をまとめた。

 都市計画決定後、国交省の新規事業採択に関する評価で必要性が認められれば、事業化される。

 説明会は海陽町浅川の浅川漁村センター(7月6日午後7時から)、同町宍喰浦の宍喰老人憩いの家(7日午後5時から)、同町役場海南庁舎(8日午後3時から)、牟岐町川長の町海の総合文化センター(9日午後7時から)で開かれる。

 素案の縦覧は7月20日まで、県都市計画課、県高規格道路課、牟岐町建設課、海陽町建設課で行う。公聴会で意見を述べたい人は県都市計画課に申し込みが必要。問い合わせは県都市計画課<電088(621)2565>。