台風11号の接近を受け、2羽のコウノトリが5月から居着いている鳴門市大麻町の地元住民たちも15日、電柱上に作られた巣が台風の風で再び飛ばされないかと不安な表情を浮かべた。

 5月12日に県内に接近した台風6号の強風で一度は巣材の大半が吹き飛ばされてしまったが、2羽は再び同じ電柱に巣を作り、飛ばされる前の3倍ほどの大きさになっている。

 現在、繁殖期は過ぎているため、この時期に巣がなくなればコウノトリが大麻町を離れてしまうのではないかと気をもむ住民も少なくない。

 レンコン農家の藤井優希さん(28)夏実さん(28)夫妻=同町大谷=は「何とか持ちこたえてくれることを願っている。もし飛ばされても、頑張って三たび作ってほしい」と話していた。