2019年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、ジョージア代表の事前キャンプが徳島県内で行われることが決まった。関係者の熱心な誘致活動が実ったと言える。準備を万全に整えて選手たちを温かく迎えたい。

 16年に県がジョージアへ訪問団を派遣するなどアピールを続け、昨年は代表チーム関係者が鳴門大塚スポーツパーク球技場を視察した。

 ジョージアは世界ランキング12位の実力国。W杯初戦は19年9月23日に愛知県の豊田スタジアムであり、その約10日前から会場周辺で公認キャンプを行う。事前キャンプは選手たちがそれまでの1~2週間を過ごす拠点となる。

 コンディションづくりはもちろん、県民との交流プログラムも計画される。県内ラグビー関係者にとっては、競技の魅力を発信する絶好の機会である。県民にも有意義なキャンプとなるようチーム関係者と調整してほしい。

 15年のW杯では日本が強豪南アフリカを下すなどの活躍で、人気が高まった。四国大に女子7人制ラグビー部が発足するなど、競技の裾野は広がりつつある。県民のジョージア応援にも力が入りそうだ。

 県は球技場の芝生の張り替えやトレーニング機器の充実に4億円余りを使う。ラグビーをはじめ、広くスポーツ振興に有効活用するべきである。事前キャンプをきっかけに、将来の友好交流や徳島のPRにもつなげていきたい。