2014年度の徳島県内の犬猫殺処分数は、前年度より690匹(30・1%)減の1600匹だったことが県動物愛護管理センターのまとめで分かった。飼い主への返還数と新しい飼い主への譲渡数が増えたことなどが要因。05年度の7739匹と比べると79%減った。

 県が動物愛護管理推進計画で、14年度の殺処分数を1500匹に減らすとしていた目標は達成できなかった。

 内訳は犬が前年度比449匹減の814匹、猫が同241匹減の786匹だった。

 新しい飼い主に譲渡されたのは184匹増の402匹。センターは月2回の譲渡会に加え、動物愛護団体や動物愛護推進員を通した譲渡を進め、大幅に数を増やした。飼い主への返還数は48匹増の208匹だった。

 県は15年度の殺処分数の目標を1100匹と設定。環境省のモデル事業として、犬猫の引き取り希望者が多い自治体を通した譲渡先の開拓に取り組む。また市町村と連携した犬猫の避妊の促進や、飼い主の情報などを記録して犬猫の体内に埋め込むマイクロチップの普及にも努める。