あわエコトイレの完成を祝ってテープカットする関係者ら=剣山山頂

 徳島県が剣山山頂に建設した「あわエコトイレ」の開所式典が26日、現地で行われ、県や周辺2市2町の関係者、登山愛好家ら約70人が祝った。
 
 近くの頂上ヒュッテで式典があり、飯泉嘉門知事が「剣山には希少な野生生物、見事な景観など世界に誇れる自然がある。より安全に、安心して登山を楽しんでほしい」とあいさつ。トイレ前でテープカットをした。
 
 友人と早速利用した関房子さん(68)=鳴門市撫養町=は「水洗なのがうれしい。快適だし、広いので雨宿りもできて便利です」と話していた。
 
 あわエコトイレは鉄骨平屋77平方メートルで、微生物や活性炭を利用して汚水を浄化、再利用する。ヘリポートや避難場所として利用できる多目的スペースも設置し、自動体外式除細動器(AED)、救護用担架を備えるなど、非常時の登山者の安全にも配慮している。
 
 式典に先立ち、三好市東祖谷菅生の見ノ越駐車場で、つるぎ高生や徳島大生ら17人が登山者に安全確保やマナー順守を呼び掛けるトレッキングマップ、携帯トイレを手渡した。