豪訪問直前のオリエンテーションで、説明を受ける中学生ら=美波町役場

 美波町の日和佐、由岐両中学校の生徒12人が20日から、町の姉妹都市オーストラリア・ケアンズ市を訪れる。町の派遣事業としては2004年に旧日和佐高校の生徒が訪れて以来11年ぶりで、美波町発足後では初めて。27日まで滞在し、ホームステイや地元高校での授業を通じて、日豪民間交流を深める。

 訪問団は両中学校から生徒6人ずつと随行の教職員2人、町職員1人の計15人。ケアンズ市役所を表敬し、市長宛ての影治信良町長のメッセージを届ける。2日間ホームステイし、ホストファミリーと親睦を深める。

 地元のトリニティ・ベイ州立高校の授業にも加わり、英語でスピーチするなどして生きた英語や外国の文化を学び、コミュニケーション能力の向上を図る。

 17日夜、訪問直前のオリエンテーションがあり、生徒や保護者ら24人が町職員から滞在中の注意点などの説明を受けた。日和佐中3年の松本栞(しおり)さん(14)は「得意の英語を一層磨きたい。美波町や日本の良さも伝えたい」と話している。

 若い世代に国際理解を深めてもらうのが目的で、町は15年度予算に「グローバル人材育成事業」として530万円を盛り込んだ。ケアンズ市には11、14年に市議会の招きで美波町の中高生計4人が現地を訪れている。