交通事故防止を呼び掛けるミニのぼり旗

 徳島県警が交通事故防止を呼び掛けるミニのぼり旗(縦30センチ、横12センチ)を作った。幅広い世代が利用する理容店と美容室の目につく場所に置き、雑談の中で交通安全やマナーについて話題にしてもらおうと考えた。県内で27日までに発生した交通事故の死者数は前年より8人減の12人。「のぼり旗効果」でさらなる抑制を目指す。

 旗は2種類あり、一つは「全席シートベルト着用」の文字と、車内で家族がベルトを締めたイラストが描かれている。もう一つは夜間の反射材着用や道路横断時の安全確認をイラストにし、高齢者に注意を促している。

 今年の交通事故死者のうち、阿波吉野川署管内が4人、美馬署管内が3人と目立った。旗はまず、両署管内の阿波、吉野川、美馬の3市とつるぎ町の美容室177店、理容店68店に1組ずつ配る。

 鏡のそばなどに置き、内容を店員から客に紹介してもらう。県警が業界団体に依頼したもので、将来は県内全域の店に置いてもらう考え。27日には美容と理容の両組合の理事長に、県警が設置指定書と旗を交付した。

 県警交通企画課の大舘卓指導官は「定期的に来店する人が多いはずで、そのたびに事故防止について考えてもらえれば」と話す。

 警察庁のまとめでは、今年上半期(1~6月)の交通事故死者数は全国で1893人。徳島県は秋田県と並んで最少の12人だった。