文部科学大臣賞の作品に見入る来場者=あわぎんホール

 全国から公募した手工芸品を集めた全国現代クラフト展(実行委など主催)が4日、徳島市のあわぎんホールで始まった。6日まで。入場無料。
 
 陶器や木目込み人形、編み物など240点(うち県外からの作品26点)が出展されている。55点が入賞作で、第1席の文部科学大臣賞には渡部良和さん(43)=島根県雲南市=のついたて「扇面古布貼 二曲衝立(ついたて)」が選ばれた。
 
 第2席の徳島県知事賞を受賞したのは藤田章仁さん(63)=鳴門市瀬戸町明神=の切り絵「早春の薬王寺」。四国霊場23番札所・薬王寺の瑜祇(ゆぎ)塔を階段から見上げた構図で咲き始めた桜のつぼみなどが細かく表現されている。
 
 会場を訪れた大阪府東住吉区の自営業菅田豊子さん(80)は「どの作品も細部まで作者のこだわりが感じられ、特に藍染の掛け軸が目を引いた」と話していた。