日和佐ちょうさ保存会の会員に教わりながら太鼓の練習に励む児童=美波町奥河内の日和佐公民館

 美波町の日和佐八幡神社秋祭りの継承に取り組む「日和佐ちょうさ保存会」が、「ちょうさ」と呼ばれる太鼓屋台の担い手を育てるため、小学生を対象にした太鼓教室を同町奥河内の日和佐公民館で始めた。

 日和佐小3~6年の7人が参加。保存会会員が打つ拍子木に合わせて太鼓をたたき、リズムを覚えた。3年の前田宙乃さん(8)は「もっと練習をして、上手に太鼓をたたけるようになりたい」と話した。

 教室は10月7日までに計5回開き、同10日の秋祭り宵宮で練習の成果を披露する。

 日和佐八幡神社の秋祭りは、屋台が豪快に海へと繰り出すことで知られる伝統行事で、毎年多くの観光客でにぎわう。少子高齢化で担ぎ手や太鼓のたたき手が不足し、保存会は2011年から毎年、地元小学生に呼び掛けて教室を開いている。