昨年5月に開かれた那賀川流域センチュリーラン羽ノ浦大会=阿南市羽ノ浦町の那賀川河川敷

 那賀川沿いを自転車で走る「那賀川流域センチュリーラン羽ノ浦大会」が、今年も10月4日に阿南市羽ノ浦町明見の同川河川敷を発着点に開かれる。25年間運営してきた市民グループが、メンバーの高齢化が進んだため中止することにしていたが、市が引き継いで開催していくことになった。
 
 大会は、同市羽ノ浦町の自転車愛好家でつくる「羽ノ浦サイクリングクラブ」が中心となり、サイクリングの普及促進や体力向上を図ろうと、1990年に始めた。「交通量が少なく、景観もいい」と好評で、参加者は初回の約140人から年々増加。昨年の25回大会は県内外から約450人が参加した。
 
 しかし、クラブのメンバーの平均年齢が70歳を超え、コース設営や当日の運営が難しくなっていた。25回を節目に中止を決めたところ、市が「県外からの参加者も多く、伝統ある大会を終わらせるのはもったいない」と引き受け、開催経費として本年度予算に90万円を計上した。
 
 同クラブの福住安雄さん(76)=羽ノ浦町中庄、自転車販売店経営=は「市が引き継いでくれたことに感謝している。末永く続けてほしい」と話した。
 
 10月4日は、那賀町役場木沢支所で折り返す115キロと、同町の丹生谷橋西詰めで折り返す48キロの2コースで行われる。市は9月14日まで参加者を募集している。先着500人で、参加費は大人4千円、中高生3千円。問い合わせは市スポーツ振興課<電0884(22)3394>。