医科、歯科を備えた新しい外来診療棟=徳島大蔵本キャンパス

 徳島大学病院が建て替え工事を進めていた新しい外来診療棟が完成し、24日から利用を始める。これまで別棟だった歯科と、医科の計17診療科を一つの棟に集約。患者や家族から医療相談などを一括して受け付ける「患者支援センター」を新たに設け、利便性を高める。

 新外来診療棟は旧外来診療棟の東隣に建設し、鉄骨5階建て延べ1万9600平方メートル。旧外来診療棟より約5千平方メートル広くなっている。1~3階に内科、外科、産婦人科などの医科、4階に歯科が入る。5階に会議室や多目的ホールを備える。

 患者支援センターは1階に置く。これまで別々の場所で受け付けていた入退院手続きや事前説明、医療費に関する相談などをセンターが一括して担う。

 総事業費は81億円。2013年1月に着工し、15年4月に建物が完成した。旧外来診療棟には精神科と薬剤部を残し、一部の患者の診察を続ける。

 同病院は1995年から老朽化した施設の建て替えを進め、98年に東病棟、2002年に中央診療棟、09年に西病棟ができた。新外来診療棟の完成で一連の整備はほぼ完了した。来年5月ごろから旧外来診療棟の取り壊しを始める。

 新診療棟の開院を祝い、11日午後3時から記念式典を開く。