徳島県は、県産農畜水産物などとくしまブランドの魅力を発信し、人が交流する拠点となる「とくしまブランドギャラリー(仮称)」を東京都内に開設する。2016年度の設置を目指し、15年度一般会計補正予算案に調査事業費600万円を計上した。

 ギャラリーは食をテーマにしており、計画案では県産食材を使った料理を提供するレストランや、料理に使った食材をその場で購入できるマルシェ(市場)を開設。宿泊施設を整備し、収益性を高めることも想定している。

 このほか、イベントやワークショップの開催を通じた交流・情報発信機能や、首都圏の飲食店と産地を結ぶ営業拠点としての機能も兼ね備えることを検討する。

 県は現在、コンビニエンスストア・ローソンの都内2店舗を間借りする形でアンテナショップを開設している。ギャラリーは宿泊や交流をする機能を付加した、いわば複合型アンテナショップともいえるもので、徳島への移住や交流を促進する「とくしま回帰」の窓口にしたい考えだ。

 調査事業では、開設するエリアや物件のほか、首都圏での飲食・宿泊業界の動向、持続できる採算性の高い運営形態などについて検討する。