加茂谷へんろ道の会が発刊した情報紙「加茂谷を歩く」

 阿南市加茂谷地区の住民らでつくる「加茂谷へんろ道の会」が、市内の遍路道などを紹介する情報紙「加茂谷を歩く」(8ページ、タブロイド判)を発刊した。今後、年1回程度のペースで刊行し、魅力を発信していく。
 
 阿南市加茂町の一宿寺と四国霊場21番札所・太龍寺を結び、国史跡に指定されることになった古い遍路道「かも道」や太龍寺周辺の「太龍寺道」、太龍寺と22番札所・平等寺(同市新野町)を結ぶ「平等寺道」「いわや道」を、カラー写真や地図を使い紹介している。
 
 遍路道をめぐるエピソードを盛り込むなど、なじみのない人にも興味を持ってもらえるよう工夫した。「かも道」の項では、道中にある弘法大師坐像に、その場所から大師が20番札所・鶴林寺(勝浦町)まで飛んで行ったとされる伝承が刻まれていることを記した。
 
 このほか65歳未満の会員による「加茂谷の宝」と題した座談会や、遍路道を歩いていたり整備活動に参加したりしていた県内外の人らのコメントも掲載している。
 
 今後、近辺の宿泊施設や自然豊かな観光場所などを数多く紹介していく予定。横井知昭会長(69)は「多くの人に加茂谷周辺に興味を持ってもらい、活性化につなげたい」と話している。
 
 情報紙は1万部作り、道の駅や市内の公民館、太龍寺、平等寺などで無料配布する。