徳島など瀬戸内海沿岸7県を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」が、西日本豪雨で瀬戸内各県に大きな被害が出たことを受け、8月29日に予定していた2枚目シングル(タイトル未定)の発売を延期し、今夏に予定していた船上劇場のオープンを見送ることが11日、分かった。グループの公式サイトで同日、発表された。新たな発売日やオープン時期は現時点で未定としている。

 

STU48の2枚目シングル選抜メンバー(オリコン提供)

 

 発表では、直接・間接的に豪雨の影響を受けたメンバーやスタッフはいるものの、大事には至っていないことを確認済みとした上で「前例のない豪雨被害を受けて熟考を重ねてまいりましたが、瀬戸内を拠点に活動するグループとして、このまま2枚目シングルを発売するのは難しいと判断しました」と説明している。

 さらに、船上劇場については「劇場準備自体にも想定以上の工数がかかっていることによるスケジュールの遅延もあり、今後のオープン予定時期については現状、ご案内できません」として、整備の遅れも見送りの一因になったとしている。

 その上で「多くのご期待をいただいておりますファンの皆さま、準備に多大なご尽力をいただいております関係者の皆さまには誠に申し訳ございませんが、ご理解よろしくお願いします」としている。新たな発売日などの詳細は、決定次第発表するとしている。

 これに伴い、既に抽選販売を始めている2枚目シングル「劇場盤」購入者を対象にした個別握手会は、9月29日~12月24日に予定していた全6回の日程をすべて中止し、入金済みの当選者には代金を返金することも発表された。

 STU48の船上劇場は当初、昨夏にオープン予定だったが、船の確保などが難航したため延期され、昨年11月1日の予定だったメジャーデビューも今年1月31日に延期された。4月14日には船が確保できたとして外観が公表され、今夏に就航見通しであることが示されていた。

 キャプテンの岡田奈々さんは同日、自身のツイッターで、被災者へのお見舞いとともに「STUのメンバーやスタッフさんから現場の状況は聞いており、安全のために延期することを決断致しました。私たちにできることを前向きに考えていきたいと思います」と決意をつづった。