後半27分、ブエノ(右から2人目)が右からのクロスをボレーで決め1―3とする‖鳴門ポカリスエットスタジアム

 サッカーの第98回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、徳島新聞社、共同通信社、NHK共催)3回戦は11日、各地で行われ、徳島ヴォルティスは鳴門ポカリスエットスタジアムでサガン鳥栖と対戦し1-3で敗れ、4回戦進出はならなかった。

 徳島は、MF岩尾憲やMFシシーニョら7日のリーグ戦の先発メンバーのうち、9人がスタートからピッチに立った。

 前半序盤は鳥栖が主導権を握り、徳島がやや押し込まれる展開。徳島は何度か反撃を試み相手ゴール近くまで迫るが、鳥栖の守備を崩しきれない。25分、ペナルティエリアでハンドの反則を取られ、PKを決められた。40分には自陣右サイドのコーナーキックから頭で合わされ2点目を許した。前半の間に1点でも返したい徳島は、杉本竜士や狩野健太がシュートを放つも得点には至らなかった。

 後半、2点を追う徳島は、杉本竜士、狩野健太に代えてブエノと島屋八徳をそれぞれ投入、ブエノは前線に位置した。

 立ち上がりは徳島が波状攻撃を仕掛け、岩尾、シシーニョが立て続けにシュートを放った。逆に鳥栖にカウンターでゴールに迫られるが、GK梶川裕嗣の好守で追加点は許さない。21分に前川大河に代わって藤原志龍を投入し攻撃を強めたが、直後の22分、守備陣の連係ミスからこぼれ球を押し込まれ、3点目を決められた。

 徳島は27分、藤原志龍からのスルーパスに、島屋が右サイドを抜け出し、ゴール前にクロスを送るとブエノが右足で合わせて1点を返した。その後は鳥栖の攻撃をしのぎながら、何度かゴール前に迫るもののゴールは奪えないままアディショナルタイムに突入。井筒陸也の左からのクロスを島屋が頭で合わせたが、相手GKの正面に跳んで得点にはならず敗れた。

◇第98回天皇杯全日本選手権  鳴門ポカリスエットスタジアム  観衆1559人

徳島 1-3 鳥栖
   0-2
   1-1

【得点】徳島=ブエノ(後半27分)
    鳥栖=原川力(前半25分=PK)髙橋祐治(前半40分)池田圭(後半22分)