出羽島公式ウェブサイト「出羽島おいでってば」の画面

 牟岐町教委は、同町沖の離島・出羽島の魅力を発信するウェブサイト「出羽島おいでってば」を開設した。伝統的な漁村のたたずまいが残る島の自然や歴史、人々の暮らしぶりを紹介し、交流人口の増加を目指す。
 
 サイトは「出羽島とは」「島の施設」「島の人びと」「フォトギャラリー」などで構成。青い海が美しい漁港や、江戸末期~昭和初期の伝統的な古民家群を捉えた写真・動画をふんだんに使い、明るく温暖な島の雰囲気を伝える。
 
 1800年から島への移住が始まり、好漁場の発見でカツオ漁が盛んだったことなど、島の歩みを解説。移住者が開設したゲストハウスやかばん工房といった新たな施設も紹介し、新旧の魅力が混在する”出羽島の今“をアピールしている。
 
 漁師や移住者ら3人のインタビューも掲載。過疎化に直面する集落の現状を憂いつつも「一度島を出て行った人にも、もう一度帰ってこようと思えるような島にしていければ」と、将来を見据えた住民の決意がつづられている。
 
 サイトは、地域活性化支援会社あわえ(美波町)に制作を委託した。事業費は約100万円で、国の地方創生交付金を活用。久米寧教育次長は「島を守ろうと奮闘している住民の姿を知ってもらうことで、島活性化に関わりたいと願う人が増えてくれれば」と話している。
 
 出羽島は伝統的な漁村集落が現存し、雨戸にもなる折り畳み式縁側「ミセ造り」を持つ古民家群でも知られる。町教委は、国の重要伝統的建造物群保存地区選定を目指し、申請準備を進めている。サイトのURLは<http://tebajima.jp>。