斜面下の負傷者を救出するため救助ロープを引っ張る隊員=神山町鬼籠野の県残土処理場

 山間部での事故発生に備え、名西消防組合と県消防防災航空隊は8日、神山町鬼籠野の山林で合同救助訓練を行った。

 40人が参加。山林の県残土処理場で土砂運搬中のトラックが運転を誤って50メートル下まで斜面を滑落し、乗車中の2人と作業員1人が負傷した、との想定で実施した。

 隊員はロープを使って素早く斜面を下り、けがの程度に応じて救助の優先順位を付けた。負傷者は県消防防災ヘリ「うずしお」で石井町藍畑の中継地まで救急搬送された。

 無線が一時つながりにくくなったが、隊員は声や身振りで対応した。訓練を指揮した阿部剛士消防士長(36)は「うまく連携が取れたと思う」と話していた。