佐野太容疑者

 私大支援事業を巡り受託収賄容疑で逮捕された文部科学省の前科学技術・学術政策局長佐野太容疑者(58)が、東京地検特捜部の調べに「支援対象校が決まったら連絡するよう担当課に指示した」と供述していることが13日、関係者への取材で分かった。特捜部は、公表前に選定結果を東京医科大側に伝えた可能性があるとみて調べている。

 佐野容疑者は官房長だった2017年5月、東京医科大の臼井正彦前理事長(77)から文科省の「私立大学研究ブランディング事業」の対象校にするよう取りはからってほしいと頼まれた。その謝礼として、今年2月の入試で息子を合格させてもらったとして逮捕された。