刺し網で捕獲されたアカメ=松茂町豊岡の長原漁港

 「幻の巨大魚」として知られ、環境省レッドリストの絶滅危惧種ⅠB類に指定されている「アカメ」が14日夜、松茂町の今切川河口で引き上げられた。

 捕獲されたアカメは体長約1メートル。14日午後11時ごろ、長原漁協組合員の賀川宣昭さん(76)=同町豊岡=と、岩本開さん(21)=同町笹木野=がスズキを狙って仕掛けた刺し網に掛かった。いけすに入れ、引き取ってくれる水族館などを探している。
漁師歴60年の賀川さんは、今切川河口でこれまでにも2度、アカメを捕獲したことがあるものの「こんなに大きいのは初めて」。岩本さんは「夜は目が真っ赤に光っていた。珍しい魚が捕れて感動した」と話した。

 アカメはスズキ目アカメ科で日本の固有種。詳しい生態は分かっておらず、主に高知、宮崎両県の沿岸や河口に生息する。県内では5月に小松島湾と鳴門市北灘町沖の播磨灘でも捕獲されている。