子どもたちの家を回り披露される獅子舞=徳島市国府町佐野塚

 徳島市国府町佐野塚の天満神社で25日、秋祭りがあり、市指定無形民俗文化財の「佐野塚の獅子舞」が奉納された。
 
 神社境内で、「蝶子(ちょうこ)釣り」と呼ばれる子ども4人が傘を手に踊った後、獅子が登場。地元の青年や中学生12人が交代で2頭の獅子を操り、息の合った動きを見せた。最後は2頭が激しいリズムで絡み合うダイナミックな舞で締めくくった。
 
 奉納の後、蝶子釣りや太鼓を担当した子どもの家5軒を回り、獅子舞を披露した。参加した佐野暖斗君(7)=南井上小2年=は「家ではビデオも見て練習した。うまくできてうれしかった」と喜んだ。
 
 佐野塚の獅子舞は江戸中期には既に行われていたとされ、地元住民が佐野塚獅子舞保存会を結成し、継承に取り組んでいる。2010年に市無形民俗文化財に指定された。