太刀踊りを奉納する中学生ら=那賀町木頭和無田の八幡神社

 那賀町木頭和無田の八幡神社で1日、秋祭りがあり、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する伝統の「太刀踊り」が、木頭中学生によって奉納された。

 白鉢巻きにはかま姿の生徒4人が2人一組になり、1人が刀、もう1人が「ザイ」と呼ばれる和紙の飾りを付けた竹の棒を構えた。徐々に速くなる太鼓のリズムと「えんえい、そーりゃ」「さあ、さあ、さあ」などの掛け声に合わせて勢いよく打ち合うと、見物客約200人から大きな拍手が起こった。

 2年の岩佐祐誠(ゆうせい)君(13)は「動きをそろえるのが難しかったけれど、気持ちを込めて踊れた」と話した。

 太刀踊りは、平家の落人と村人との争いをモチーフにつくられたとされる。一時途絶えていたが、地元の保存会が約45年前に復活し、秋祭りで奉納している。