葛城神社の例大祭で勇壮に練り歩くやっこ行列「おねり」=鳴門市北灘町の同神社

 鳴門市北灘町の葛城神社で5日、秋の例大祭があり、市無形文化財のやっこ行列「おねり」が披露された。350年以上続く伝統行事を見ようと、多くの氏子や写真愛好家らでにぎわった。

 てんぐ面をかぶった氏子を先頭に、はさみ箱や長さ5~6メートルの毛槍(けやり)を持ったやっこ装束の地元の青年らが、総代や当屋の家を回りながら、境内へ向かう参道を練り歩いた。

 拍子木の音に合わせて、青年たちが長い毛槍を互いに投げ合い、相手がうまく取るたびに、見物客から大きな歓声が上がっていた。

 近くで見ていた田中利夫さん(76)=同町粟田、ワカメ養殖業=は「年々若者が減っているが、伝統ある行事なので受け継いでいってほしい」と話した。