ポルトガル・アゲダの芸術祭を彩るアンブレラスカイ(鳴門縁の会提供)

 色とりどりの傘で頭上を覆う装飾「アンブレラスカイ」が21日、鳴門市撫養町南浜の商店街・大道銀天街で催される納涼市にお目見えする。「インスタ映え」する取り組みでイベントを盛り上げようと、住民グループ「鳴門縁(えにし)の会」が初めて企画。好評なら来年以降は規模を拡大して続ける考えで、会は「真夏の鳴門の名物行事に育てたい」と意気込んでいる。

 商店街のアーケード約15メートルの区間にワイヤ十数本を渡し、赤や青など7色のビニール傘約100本をつり下げる。商店街が歩行者天国になる午後4時から設置する。

 アンブレラスカイはポルトガル中部アゲダの芸術祭で人気を集め、国外から見物に訪れる人もいるほどだという。近年は長崎県のハウステンボスなど日本の各地にも広がっている。

 縁の会の四宮弘貴会長(36)が、旅行先の石川県で行われているのを見て「暑い時季にぴったり」と実施を提案。他の催しも含めた費用として、公募型の「We Loveなるとまちづくり活動応援補助金」から24万円の交付を受け、一部で傘を購入した。四宮さんは「空いっぱいに広がるカラフルな光景を楽しんでほしい」と話している。

 今年の納涼市では、昨年までは別に実施していた、車輪付きの事務用椅子を使って競走する「いす―1GP(グランプリ)」も行う。商店街のダンス教室「ダンケスタジオ」と鳴門高ダンス部によるパフォーマンスもある。