ビニール袋を使いスローランのレクリエーションを試す徳島県職員(右端)ら=徳島市東新町2(県提供)

 徳島県と、障害者の社会参加を支援するNPO法人スローレーベル(横浜市)は、障害の有無に関係なく楽しめるランニングプログラム「スローラン」を共同考案した。健常者が障害者を手助けしながら走り、道中でレクリエーションも行うのが特徴で、相互理解を深めてもらうのが目的。29日に徳島市で開く第1弾イベントの参加者を募っている。

 スローランでは、健常者と障害者が会話を楽しみながらゆっくり走る。29日のイベントは徳島市南内町1の徳島こども交通公園を発着点に、5人一組で新町川沿い約2キロを周回する。5カ所のチェックポイントでソフトバレーボールをパスし合ったり、膨らんだビニール袋を落とさないよう拾い合ったりするレクリエーションを用意している。

 障害者はスポーツをするにしても、障害者同士の場合が多く、普段外出する機会が少ない人もいることから、県は健常者と一緒に楽しめるプログラムを作ることにした。そこで着目したのが、道具を使わず気軽にできるランニングだった。

 県民スポーツ課は「今回のイベントをモデルに、総合型スポーツクラブや社会福祉協議会などと連携し、県内全域に普及させていきたい」としている。

 29日のイベントは、介助なしで歩ける(車いすの人を含む)小学生以上が対象。定員50人で運営側がグループ分けする。午前10時から1組ずつスタートし、正午までにゴールする。タイム点やチームワーク点などの合計で順位を競う。雨天時は同市の東新町商店街周辺で開く。

 住所や氏名などを書き郵送、ファクス、メールのいずれかで申し込む。参加無料。締め切り20日。問い合わせは県民スポーツ課<電088(621)2112>。