躍動感あふれる来年のえと「申」の置物=鳴門市大麻町の矢野陶苑

 鳴門市大麻町の大谷焼窯元・矢野陶苑で、来年のえと「申」の置物作りが最盛期を迎えている。

 置物は高さ10~30センチで、ニホンザル、チンパンジー、ゴリラ、マンドリル、マントヒヒの5種類。矢野款一代表(72)が一つ一つ、手作りで仕上げている。

 「見ざる言わざる聞かざる」の3匹セットをはじめ、陽気に阿波踊りを踊っているサルや、人形浄瑠璃などに登場する「三番叟」の姿をしたサルもあり、郷土色豊か。毛並みや顔の造作、表情などが丁寧に再現されており、躍動感あふれる置物になっている。

 12月中旬までに例年並みの約200個を完成させ、1体4千円~5万円で店頭で販売する。矢野さんは「新年が明るくなりますようにとの思いを込め、華やかに仕上げた」と話している。