2種類のはがきのデザインと、原画の一つを手掛けた三谷さん=徳島市のれもん徳島

 徳島市新町橋2の知的障害者通所施設「れもん徳島」が、利用者の描いたイラスト入りの年賀はがきを作った。2種類あり、2016年のえとのサルをそれぞれ個性あふれるタッチで描いている。12月1日まで注文を受け付け、販売する。

 はがきは、筋肉質なゴリラとシンバルをたたくサルのおもちゃをユーモラスに描いた「タイプA」と、山を背景にサルの親子をリアルに表現した「タイプB」。利用者の三谷広さん(23)=徳島市中常三島町1=ら2人が描き、徳島市内のデザイン事務所がアレンジした。

 施設は12年から毎年年賀はがきを販売している。味わいのあるイラストが好評で、注文は年々増えており、14年は前年の約2倍の約2千枚を受注した。

 今年は三谷さんのイラスト入りのカレンダーも初めて制作した。絵柄は、犬が主人公となって散歩するストーリーになっている。

 三谷さんは「手にした人に笑顔になってもらえるようにと思って描いた。多くの人の手元に届いてほしい」と話す。

 年賀はがきは2種類とも1枚100円(お年玉付き)で、受け渡しは12月10日ごろの予定。カレンダー(数量限定)は1部1500円。問い合わせはれもん徳島<電088(679)8824、メールart-studio@lemon.or.jp>。

 れもん徳島は石井町の社会福祉法人カリヨンが運営し、18人が通所している。絵画やイラスト制作をはじめ、ガラス工芸品や米袋のリサイクルバッグの作製、そばの製麺・販売なども行っている。