ベートーベンの交響曲「第九」のアジア初演100年に合わせ、9月24日に福島県会津若松市で開かれる記念演奏会に、認定NPO法人鳴門「第九」を歌う会の会員33人が参加する。徳島阿波おどり空港と福島空港を結ぶチャーター便が就航し、福島県などを巡る一般向けツアーも企画されている。

 記念演奏会は、第九初演を導いた板東俘虜(ふりょ)収容所の松江豊寿所長が同県会津若松市出身のため、会津第九の会が主催した。全国から募った350人の歌い手が歌うほか、同会の小熊慎司会長が「会津魂と第九」と題して講演する。
 歌う会のメンバーは、23日にチャーター便(定員82人)で福島県入りし、リハーサルを経て24日の演奏会に臨む。25日は松江所長の墓などを訪ねる。
 同会の飯原道代副理事(70)は「6月の鳴門での演奏会は、福島の人たちも盛り上げてくれた。恩返しするためにも、精いっぱい歌いたい」と意気込んでいる。
 エアトラベル徳島(徳島市)のツアーは2泊3日で、鶴ケ城(会津若松市)、五色沼(北塩原村)、日光東照宮(栃木県日光市)を巡る。定員40人。
 問い合わせはエアトラベル徳島<電088(625)0220>