イノシシの皮をはぐ体験をする徳島大の学生=つるぎ町一宇

 徳島大総合科学部などの1、3年生12人が21~23日、つるぎ町を訪れ、狩猟やジビエ料理を活用した観光ツアーの可能性を探るフィールドワークを行った。「にし阿波・地域連携ビジネス創出支援事業運営協議会」の事業の一環で、つるぎ町が企画した。

 学生は半田地区猟友会の田村兼雄会長(77)=同町半田小野=の指導を受け、ワイヤ、ばねなどを使ったわなを手作りし、山中での設置を手伝った。イノシシの皮をはいだり、部位ごとに切り分けたりする解体を体験。イノシシ肉料理にも舌鼓を打った。

 3年の高橋優子さん(20)は「狩猟から解体までを体験する機会はほとんどないので、少し違ったツアーに参加したい人には魅力的だと思う」と話した。

 学生は12月にも発表会を開き、町は新たなビジネスモデルの開発に役立てる。剣山の傾斜地農耕システムの世界農業遺産登録に向けた「徳島剣山世界農業遺産推進協議会」のアクションプランにも生かす。