新たな商品やビジネスの開発について意見を交わす町民や学生ら=東みよし町加茂の喫茶店パパラギ

 女性の視点で新たな商品やビジネスを生み出すプロジェクトが東みよし町で始動した。同町で地域おこしの方策を研究する関西学院大の学生と町民らがタッグを組んだ。町の特産品や観光資源を生かした新商品開発などについて本年度中にアイデアをまとめる予定。

 プロジェクトは町産業課の発案。同大の山泰幸教授のゼミが2009年から同町の風習や生活様式について調査研究を続けている縁で、協力を依頼した。16年2月までに町内の観光施設や企業などで聞き取り調査をしたり、町民と議論したりするフィールドワークを3回行ってもらう。県西部の自治体や経済団体が新たなビジネスを創出するため、8月に設置した「にし阿波・地域連携ビジネス創出支援事業運営協議会」の交付金70万円を活用する。

 今月8、9両日には女子学生4人が町を訪れ、町内の喫茶店でプロジェクトの初会合を開催。町在住者や出身者ら20~50代の女性6人と話し合った。

 水の丸地区の「夏秋イチゴ」を生かした石けんや化粧水などの商品開発のアイデアが出され「町内温泉施設に試供品を置けば、お土産として購入してもらいやすくなる」「イチゴをモチーフにしたキャラクターも考案しては」などと、活発に意見を交わした。

 同大の上川双葉さん(21)は「女性同士でも、さまざまな視点があって驚いた。東みよしの魅力が多くの人に伝わるようなアイデアを考えたい」と意気込んでいる。