第100回全国高校野球選手権徳島大会第12日は25日午前10時から、鳴門オロナミンC球場で準決勝2試合が行われる。第1試合は第1シードの鳴門と富岡西が対戦。第2試合は第2シードの鳴門渦潮と第3シードの生光学園がぶつかる。昨秋の県大会準決勝と同じ顔合わせとなった2試合の見どころを探った。

 鳴門VS富岡西 左腕エースの攻略が鍵

緩急を付けた投球が持ち味の鳴門の西野

 鳴門の左腕西野を富岡西打線が攻略できるかが最大の焦点。鳴門は総合力で上回るものの控え投手に不安を残す。富岡西は序盤の失点を抑え、終盤勝負に持ち込みたい。

 鳴門の2年生エース西野は防御率1・46。130キロ台前半の直球とチェンジアップ、スライダーを投げ分け、準々決勝は無失点と好投した。チーム防御率は城南戦の13失点が響き5・40と4チーム中で最も悪いため、救援陣の奮起が不可欠だ。

 チーム打率は4割3厘。1~4番は4割を超え、主砲の三浦光は7打点と勝負強さを発揮。6番中村が準々決勝で本塁打を放つなど下位も好調で、5番浦に当たりが戻れば得点力は増す。

1回戦で本塁打を放つなど長打力のある富岡西の小田

 富岡西のチーム打率は3割9分2厘。小田、浮橋の中軸が本塁打をマークするなど長打力はある。1番坂本は打率6割9分2厘と好調を維持。下位打線もつながっているだけに3番佐藤、4番小田の奮起が鍵となる。

 チーム防御率は2・25。浮橋、佐野の両右腕は共に内外角ヘの出し入れで打たせて取るタイプ。浮橋は先発した1回戦、準々決勝とも中盤以降に打ち込まれた。継投のタイミングも重要になりそうだ。