ラグビーを楽しむ子どもたち。日本代表の活躍で競技への関心が高まっている=徳島市入田町の市球技場

 徳島県ラグビー協会などは13日午前10時から、ラグビーワールドカップ(W杯)イングランド大会の日本代表廣瀬俊朗選手(東芝)らを招き、小中学生対象のラグビー教室を徳島市川内町鶴島の四国大学しらさぎ球技場で開く。高まるラグビー人気を足掛かりに、選手層の拡大を図るのが狙い。見学も可能で、協会は「ラグビーの魅力を感じてほしい」と来場を呼び掛けている。

 参加するのは徳島、鳴門、脇町の各ラグビースクールに所属する小学3年生から中学3年生までの114人。廣瀬選手のほか、元日本代表でトップリーグ・東芝の薫田真広総監督と日本ラグビー協会の二ノ丸友幸コーチが指導する。

 小学生は中学年と高学年、中学生は学年別に分かれて約2時間、パスやタックルのほか、相手に抜かれないためのディフェンスなどを学ぶ。

 県協会によると、県内の競技人口は年々減少し、2014年度で約750人。これまでにも普及に努めてきたが、「ラグビーは危険で怖い」との先入観を持つ人が多く、思うように進まなかった。

 W杯で日本代表が優勝候補の南アフリカを破るなど活躍したことでラグビーへの関心は高まり、スクールへの見学や体験入学を希望する親子が口コミで増えているという。

 県協会の小林信行理事長(55)は「スポーツマンシップの象徴であるノーサイドの精神は、子どもたちの健やかな成長につながる。教室を見学して、楽しさに触れてほしい」と話している。