自主解散か補選かについて意見を述べる神山町議=同町役場

 神山町議選を巡る公選法違反事件で町議5人(寄付行為の罪で起訴)が議員辞職したのを受け、現職議員5人が25日、懇談会を開き、公選法に基づき欠員5議席を争う補欠選挙を実施すべきとの意見で一致した。2人が自主解散による出直し選を求めたものの、3人が応じなかったため。自主解散には4人の同意が必要だった。補選は8月28日に告示、9月2日に投開票される。
 
 懇談会は町役場の議員控室で行われ、西崎哲夫、森本吉治、新居榮二、佐出由恵、河野雅俊の5氏が出席。最年長の西崎氏が座長を務め、報道陣に公開された。

 自主解散するかどうかについて1人ずつ意見を述べた。森本、河野の両氏は自主解散に賛成の立場から「議会として住民の信を問うべきだ」「解散すべきとの支持者の声がある」などと主張。これに対し西崎、新居、佐出の3氏は「現職5人で議会の正常化を進めるべきだ」「議会に空白期間をつくるべきではない」などと否定的な考えを示した。

 自主解散が少数派となったため、補選を実施することで一致。西崎氏は徳島新聞の取材に対し「一人一人意見は違うが、議会としては補選が行われるべきとの結論になった」と語った。

 懇談会後に5氏は当面の議会運営について非公開で協議し、不在となっている正副議長を選ぶ臨時議会を招集するよう後藤正和町長に請求した。