他者や社会に貢献することの意義について訴える金さん=アスティとくしま

 女性向け会員制クラブ「徳島新聞女性クラブ」は12日、評論家の金美齢さんを招き、徳島市のアスティとくしまで講演会を開いた。金さんは「美しく齢(よわい)を重ねる」と題し、他者や社会のために生きることを約1500人の聴衆に訴えた。

 金さんは「清く、正しく、美しく」を自身の生き方のモットーとしており、その中の「美しさ」について持論を展開した。ノーベル賞を受賞した大村智北里大特別栄誉教授が「人の役に立ちたい」との一心で研究に打ち込んできたエピソードを取り上げ、「他者や社会のために貢献しようとする生き方が美しいと思う」と話した。

 人間は誰しも生まれた瞬間から他者の世話になって成長しているとも語り「お互いさまの精神で、もらうことばかり考えず、自分が他者にできることを考えて」と呼び掛けた。

 徳島市新浜本町4の主婦池住礼子さん(65)は「少しずつでも普段の意識や行動を変え、『美しい生き方』を実践したい」と話していた。

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 25日付朝刊暮らし面に詳報を掲載します。