「阿波ベジ讃歌」の練習に励む「あわっ子合唱団」と「グリーンハーモニー」=阿波市市場町の市場総合福祉センター

 農業の盛んな阿波市の野菜や果物をテーマにしたオリジナルソング「阿波ベジ讃歌」が完成した。国内外で活躍する指揮者で作曲家の中島良史さん(71)=東京都多摩市=が手掛けた。歌詞は、市内の小中学生らでつくる「あわっ子合唱団」のアイデアを基に、中島さんが編集した。合唱団が20日に市交流防災拠点アエルワで開かれるクリスマスコンサートで初披露する。

 歌は童謡調の親しみやすいメロディーで、阿波踊りのぞめきのリズムも取り入れた。歌詞は市産の野菜や果物に対する印象を子どもたちに書き出してもらい、中島さんがまとめた。「シャキシャキレタスはおいしくてたまんない」「でっかいトマトはおすもうさんみたい」「甘いイチゴはほっぺた落ちる」と農産物への愛情があふれる表現となっている。

 あわっ子合唱団を指導する馬場幸代さん(42)=同市土成町吉田、音楽教室経営=が7月、国立音楽大の恩師である中島さんを阿波市へ招いたところ、中島さんが市産の新鮮な野菜に感動。子どもたちに地域の魅力に気付いてほしいと曲作りを始め、11月に完成させた。

 中島さんは「子どもから大人まで親しみやすいメロディーに仕上がった。阿波市産野菜の魅力を知ってほしい」と話している。

 コンサートは午後2時開演。「あわっ子合唱団」や住民でつくる合唱団「グリーンハーモニー」のメンバーら総勢60人で歌う。口笛の世界大会優勝者の分山貴美子さんや徳島男声合唱団「響」も出演する。

 前売り券は大人2千円(当日300円増)、小中高校生500円(同100円増)。問い合わせはアエルワサポート委員会<電090(3183)7328>。