全日本選手権で初めての1位に輝いた佐古小金管バンド部=徳島市の同小体育館

 徳島市の佐古小学校金管バンド部が、奈良県大和郡山市で開かれた「第3回全日本小学生金管バンド選手権」(全日本小学生金管バンド連盟主催)で初めての1位に選ばれた。前回、前々回と2年連続2位だったが、今回最高の演奏を披露し、栄冠をつかんだ。部員たちは「練習の成果を出し切ることができて、うれしい」と喜びを爆発させている。

 選手権は、録音審査を通過した全国の19校が出場。佐古小は、課題曲の「グリーンデイズ」と自由曲の「ラ・ストーリア」を演奏した。

 4~6年生の部員43人が、心を一つにして臨んだステージでは、各楽器の音色が調和した息ぴったりの合奏を披露。審査員から「バランスの取れた豊かな響き」「金管バンドの本場・英国にも負けていない」などと高く評価された。

 佐古小の演奏中は、観客全員が曲の世界に引き込まれたような心地よい静けさが漂い、終了後には大きな拍手が起きたという。ステージを見守った保護者や、指導に当たっている青山裕子教諭(55)からねぎらいの言葉を掛けられ、部員たちは涙を流して喜び合った。

 6年の別所瑠璃部長(12)は「ミスせず、しっかりと音を出すことができた。演奏を通して、いつも応援してくれる人たちに感謝の気持ちが届けられたと思う」と話した。