街角おどりを楽しむ参加者=徳島市南新町1

 阿波踊りの名手、四宮生重郎さん(87)が主宰する「風情今昔街角おどり」が11日、徳島市の南新町周辺であり、約120人が演舞場とはひと味違った情緒ある阿波踊りを楽しんだ。

 夕闇が迫る午後7時ごろ、浴衣姿の踊り子ら約30人が集まった。願成寺(同市寺町)の大西智城住職が精霊の迎え火をたいた後、南新町から東新町へ繰り出した。

 鉦と三味線だけの音色に合わせ、踊り子は「新町橋まで行かんか、来い来い」などの掛け声とともに流し踊りを披露。通行人らが次から次へと飛び入り参加した。

 祖母と踊りに加わった武市夏音ちゃん(3)=同市福島1=は「みんなと踊れて楽しかった」と話した。

 街角おどりは2006年から行っており、今年で10回目。15日も午後9時から送り火を行った後、街へと繰り出す。