実戦形式の練習で試合勘を磨く鳴門の選手=西宮東高校グラウンド

 第100回全国高校野球選手権記念大会に徳島代表として出場している鳴門高校ナインは5日の開会式後、午後4時から約2時間、兵庫県西宮市の西宮東高校グラウンドで汗を流した。

 レギュラー陣も守備につき、甲子園入り後初の実戦形式で打撃練習を行った。1回戦で対戦する花咲徳栄(北埼玉)の速球派右腕・野村をいかに攻略できるかが勝敗の鍵となるため、右腕の竹内と上原が交代で登板。攻撃陣は大振りをせず、球筋を見極めながらミート打撃を徹底していた。

 キーマンの一人となる6番中村は「本気で投げる生きた球を打てたので、しっかり感触を確かめられた」。三浦主将は「スイングはいい感じだった。打線は順調に仕上がっている」と自信をのぞかせた。

 8日の第4試合となる花咲徳栄戦は午後3時半開始予定。試合と同じ時間帯だったこの日の練習では、日差しの状況も確かめながら内外野の連係をチェックした。森脇監督は「真昼よりは涼しく感じた。本番とよく似た条件の中で練習ができたのは良かった」と話していた。

 鳴門18選手の意気込み

 100回目の夏の幕開けとなる開会式で力強く入場行進した鳴門ナイン。憧れの舞台に立った感激の面持ちで、いよいよ始まる戦いへの意気込みを語った。

 主将・三浦光翔左翼手 開会式の張り詰めた雰囲気にぴりぴりした。緊張をいい方向にもっていけるように心掛ける。

 西野知輝投手 低めのコースを突く投球で最後まで投げ切る。憧れのマウンドで投げられることが何よりも楽しみ。

 中村歩睦捕手 投手陣が普段通りの投球ができるようにしっかりリードする。バットでも援護できれば。

 庄野蓮汰一塁手 積極的にバットを振れば結果は出るはず。強い打球を打つことを心掛ける。ヒットを打つ自信はある。

 塩唐松宏将二塁手 派手なプレーはいらない。どんな形でもいいので出塁し、1番打者としてチャンスメークする。

 田口史樹三塁手 1年生から甲子園でプレーできるのは幸せ。頼もしい先輩がいるので心強い。思い切って力を出す。

 大下竜輝遊撃手 どんな場面でも笑顔と声を忘れず臨む。強敵だが徳島大会でやってきたことを全て出し切れば勝てる。

 宮崎龍司中堅手 相手が強いとかは関係ない。チャレンジャーとして自分の持ち味を出し、自信を持って立ち向かう。

 浦和博右翼手 あとは挑戦者の気持ちでぶつかるだけ。甲子園の雰囲気にのまれることなく、好球必打を貫く。

 上原諒大投手 夢の舞台を存分に楽しみたい。ゲームを締められるようにしっかり調整して万全の状態で挑む。

 石ヶ谷篤投手 やってやるぞという気持ち。粘りの投球で相手を抑える。堂々としたマウンドさばきを見てほしい。

 原田力輝捕手 出場機会があれば、1年生らしく思い切ったスイングをする。打点を挙げて勝利に貢献したい。

 車谷幹太内野手 裏方の仕事をこなした上で、出番に備える。気後れすることなく向かっていく。試合が待ち遠しい。

 矢竹敏征内野手 守りから攻撃のリズムをつくるのがチームの持ち味。打席では積極的に初球から狙っていく。

 仲野仁一朗外野手 まずは全力で一つ勝つ。伝令として、いい方向に空気を変えられるような言葉を掛けたい。

 竹内勇輝投手 直球が打者の手元で伸びるようになった。一番いい状態にもっていき、全力で自分らしさを出す。

 吉田催哉捕手 気持ちはたかぶっている。やってやろうという思いが強くなった。鳴門の名前を残せるよう頑張る。

 岸拓磨内野手 甲子園入り後の練習で徐々に硬さが取れてきた。相手は昨年の優勝校だが、勝つ自信はある。