阿波踊りのフィナーレ

 徳島市の阿波踊りが8月12日から15日まで、市中心部の有料4演舞場(市役所前、藍場浜、紺屋町、南内町)を中心に開かれる。今年は2部のフィナーレで連日、複数の有名連による踊り込みが行われる。各連では趣向を凝らした演出も取り入れる予定で、観客に阿波踊りの”粋“に触れてもらい、有料演舞場の魅力向上につなげる。

 2部のフィナーレに出演するのは、県阿波踊り協会に所属する17連と、うずき連、ゑびす連の計19連。4日間とも午後10時から30分間、4~7連が次々と演舞場に繰り出す。各連とも、力強い男踊りや一糸乱れぬ女踊り、磨き上げた熟練の鳴り物など、特色あふれる流し踊りを披露する。

 踊り込みの後、一つの連はそのまま演舞場にとどまり、桟敷の観客に踊りの列に加わるよう呼び掛ける。さらに乱舞を終えた連が最後尾に回り込み、観客の列に合流。県内外の観光客らと有名連の踊り子、鳴り物が渾然一体となって”踊る阿呆“を心ゆくまで楽しんでもらう趣向だ。

 徳島市の吉岡健次経済部長は「有名連は連ごとに踊りに特色があり、フィナーレではその違いを楽しめる。最後は踊る阿呆になって踊り気分を満喫してほしい」と話している。
有料演舞場の魅力アップによるチケットの売り上げ増を目指し、今年初めて行う。

 演舞場ごとの有名連の出演日程やチケットの問い合わせは、阿波おどり実行委員会事務局<電088(621)5298>。