任期満了に伴う阿南市長選が15日、告示される。立候補を表明しているのは、4選を目指す現職岩浅嘉仁氏(61)=同市日開野町西居内=と新人の元市議福島民雄氏(65)=同市羽ノ浦町中庄=の無所属2人で、一騎打ちとなる見込み。選挙戦では、岩浅氏が在任期限を3期とした初当選時の公約に反して4選出馬することへの是非や、3期12年の岩浅市政の評価などをめぐり、活発な論戦が展開されそうだ。

 岩浅氏は近畿を除く西日本の市で財政力指数が1位になったことや、小中学校の耐震化、防災公園の整備などの実績をアピール。阿南中央医療センター(仮称)の整備や、子宮頸がんと乳がん検査の無料化を公約にする。県議1人と市議18人が支援する。

 福島氏は「子育て応援日本一」をキャッチフレーズに、第2子以降の保育料無料化、第3子以降への最大500万円の支給などを公約に掲げる。また、市東京事務所の廃止、子育て支援のための基金創設を主張。自民党県議2人と市議2人が支援している。

 両陣営ともあいさつ回りや小規模な集会を重ねている。街宣カーが走り、のぼりが立ち並ぶなど、選挙ムードは徐々に高まっている。

 同時に行われる市議補選(欠員3)には、見能林町の農業男性と富岡町の民宿経営男性、津乃峰町の農業女性の新人3人、橘町の会社役員男性と上中町の警備会社社長男性の元職2人が立候補を予定している。党派別では共産1人、無所属4人。

 立候補の受け付けは、15日午前8時半~午後5時、同市富岡町の阿南ひまわり会館。9月2日時点の有権者数は6万2107人(男2万9698人、女3万2409人)。